診療科のご案内

消化器内科

皆様へ

消化器内科では、胃・大腸などの消化管から肝・胆・膵領域疾患まで、ほとんどの消化器疾患に対し、常勤医6名で診療をおこなっています。消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、内視鏡技師が在籍し、病院職員全体によるチーム医療を重視しています。
クリニックでは一般的な内視鏡検査・処置を行っており、病院では専門的な内視鏡治療を中心に対応しています。特に、胃・大腸を含めた消化管に対する内視鏡検査・治療に重点を置いており、内視鏡治療件数は徐々に増加しています。
近年、早期消化管腫瘍に対する新しい技術である内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により、従来は外科手術が必要であった病変も、体に負担の少ない内視鏡治療が可能となってきました。当科においてもすでに導入を行い、確実に成果をあげてきています。今後も、エビデンスに基づく最新の高度治療を提供していきます。
内視鏡治療についてのご相談があれば、消化器内科にご相談ください。

消化器内科の特色

スパイグラスDS胆管・膵管鏡システム
埼玉県内初導入!!

スパイグラスDS胆管・膵管鏡システム

SpyGlass™DSとは
SpyGlass™DSは新型の胆道鏡(胆管内を直接観察する内視鏡)で、従来の胆道鏡に比べて操作性が向上、デジタル化による画質の向上が特徴です。また、ディスポーザブル(使い捨て)のため耐久性を気にすることなく操作でき、差し込むだけで簡単に使えるため検査時間の短縮を図ることも可能でより、実用的になっています。
当院は埼玉県内では初となるSpyGlass™DSの導入となります。

SpyGlass™DSの有用性

臓器図解

胆管は胆汁を、膵管は膵液を十二指腸に流す管で、出口は共通の穴になっています。胆管、膵管には様々な病気が生じますが、これらの検査・治療を行うために開発されたのが、内視鏡的逆行性胆管膵管造影法(ERCP)です。胃カメラを改良した内視鏡を用いて口から十二指腸まで挿入し、胆管・膵管の出口から逆行性に造影剤を注入する検査法ですが、胆管内の結石除去であったり、胆管閉塞による黄疸の際にステントと呼ばれる管を挿入して流れを改善するなど、開腹しない低侵襲な治療法としても位置付けられています。難易度の高い手技ですが、先人の努力や機器の進歩などに伴い、診断・治療成功率、安全性のいずれも向上してきました。

しかし、ERCPは造影剤を胆管内や膵管内に注入してレントゲン写真をとる間接的な検査方法であるため、胃カメラや大腸カメラと異なり、直接病変を視認できることができず、正確な診断まで複数回検査が必要となったり、診断までに時間が要したりします。SpyGlass™DSを使用することで直接胆管内や膵管内の病変を視認でき、短時間で診断及び治療が完結できます。

当院でSpyGlass™DSを使用した症例

症例1 肝門部嵌頓結石症例

肝門部嵌頓結石症例 肝門部嵌頓結石症例 肝門部嵌頓結石症例

肝門部胆管狭窄を疑われた症例です。結石か腫瘍性病変かの鑑別のためにSpyGlass™DSを使用した症例です。SpyGlass™DSを使用することで肝門部での嵌頓結石の診断に至り、EHLを併用することで結石の完全採石が可能となりました。

症例2 遠位胆管癌症例

遠位胆管癌症例 遠位胆管癌症例 遠位胆管癌症例

遠位胆管癌の症例です。病変の範囲と正確な診断を目的にSpyGlass™DSを使用した症例です。1度の検査で病理診断がつき、スムーズに外科手術に移行できました

当院で取り組み
当院消化器内科の胆膵疾患は年々増加傾向にあり、胆膵内視鏡診断及び治療目的のERCPの件数は年間340例前後となっております。特に胆膵内視鏡治療の症例で多いのは胆管結石でありますが、巨大結石に対してはEPLBD(大口径バルーンによる乳頭部拡張術)や採石困難な症例に対してSpyGlass™DSを併用したEHLを行うことで完全採石を行なっております。以前より正確かつ安 全な検査・治療を心がけてまいりましたが、今回胆道鏡が導入されたことにより、ますます安全性や診断能の向上が担保されることになりました。特に胆管癌の診断に おいては、従来法では癌かどうかの区別が難しく、組織検査を反復せざるを得ない例が存在しましたが、直接視認して組織を採取することで精度が上がり、患者様が受ける検査回数を減らすことができると期待しております。

2015年内視鏡実績

上部消化管内視鏡検査 8551件
EMR/ESD 19件/54件
止血術 324件
EIS/EVL 20件
胃瘻造設/交換 63件/51件
下部消化管内視鏡 2855件
EMR/ESD 815件/18件
止血術 102件
ERCP 319件(緊急ERCP 107件)
EST/EPBD 176件
結石除去 122件
胆管ドレナージ 174件
カプセル内視鏡 18件
ダブルバルーン内視鏡 9件
緊急内視鏡 533件

医師プロフィール

坂本 竜二

役職

消化器内科副部長

専門分野・得意とする手技

消化器全般・特に肝・胆・膵領域

認定資格等

日本内科学会認定医
臨床研修指導医

阿部 敏幸

役職

消化器内科副部長

専門分野・得意とする手技

消化器全般・特に肝・胆・膵領域

認定資格等

日本消化器内視鏡学会認定専門医
日本内科学会認定医
臨床研修指導医
日本消化器病学会専門医

染村 祥

専門分野・得意とする手技

消化器全般

認定資格等

日本内科学会認定医

水野 寿一

専門分野・得意とする手技

消化器全般

認定資格等

日本内科学会認定医

高柳 駿也

専門分野・得意とする手技

消化器全般

関根 章裕

専門分野・得意とする手技

消化器全般

受診を希望される方

一般外来

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救急外来

救急の場合は埼玉石心会病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は埼玉石心会病院受付にお問い合わせください。

お問い合わせ

埼玉石心会病院受付
 TEL.0429536611 

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