診療科のご案内
歯科
皆様へ
2018年4月より歯科を新設し、主に入院中の患者さんに対応しております。
歯科が扱う主な病気
う蝕、歯周病、義歯不適合、摂食機能障害、嚥下障害
歯科の特色
入院中のお口のトラブル、摂食機能障害に対応いたします。具体的には以下の方々です。
- 歯や歯ぐきが痛い
- ぐらぐらする
- 入れ歯があわない
- 口の中が汚れている
- うまく飲み込めない
- むせる
等の症状の方
受診を希望される場合は主治医にご相談ください。また、必要に応じて医療者の判断で歯科が介入することがございます。ご依頼いただいた後は口腔内を確認後、以下のような対応をいたします。
専門的な口腔ケア
定期的なお口のチェックと清掃方法指導を行うことで、入院中の誤嚥性肺炎の発生予防に努めます。各種ブラシ、保湿剤等口腔ケア用品の購入をお願いすることがあります。
一般の歯科処置
虫歯、入れ歯、歯周病については、移動ができる方は3階歯科処置室で検査、治療します。移動ができない方はベッドサイドでできる範囲の処置をします。 動揺がある歯は自然に抜けて飲み込んだり気管へ入る危険性がありますので、抜歯が必要なことがあります。なお、義歯の新製には時間がかかるため、入院中の対応が難しいことがあります。
嚥下機能検査(飲み込みの検査)
うまく飲み込めないと十分な栄養がとれなかったり、肺炎や窒息の危険性があります。入院中の肺炎や窒息を予防し食べるサポートをするため、必要に応じて嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査を行い、適切な食形態や訓練のご提案をします。
治療期間は患者さんの状態及び入院経過により異なります。歯科受診の費用は入院治療にかかる費用とは別途負担になり、基本的に健康保険が適用されます。ただし、口腔ケア用品は自費での請求となります。
治療実績
医師プロフィール
田頭 いとゑ
役職
診療科長/歯科医長
認定資格等
一橋大学経済学士
国家公務員Ⅰ種経済職
東京医科歯科大学歯学士
東京医科歯科大学歯学博士
日本摂食嚥下リハビリテーション認定士
日本老年歯科医学会認定医
日本老年歯科医学会老年歯科専門医
日本老年歯科医学会摂食機能療法専門歯科医師
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
摂食嚥下リハビリテーション学分野 非常勤講師