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『ロボット支援先進手術研究会』の発足について。
お知らせ2018-11-16
2018年7月5日の埼玉石心会病院運営方針検討会議にて、『ロボット支援先進手術研究会立ち上げ』の提案を行い、承認されました。そこでメンバーを外科系診療科の若手中堅クラスから3名選抜し、10月から本格的に活動を開始しました。研究テーマは、ロボット支援手術にとどまらず、VR手術ナビゲーションなど先進的最先端医療を対象としています。世話人は、心臓血管外科の小柳医師と外科の堤医師が受け持ちます。今回新たに、ロボット医療に造詣の深いリハビリテーション科の白石医師が後押ししてくれることになりました。
【目的】 研究会活動を通じて、ロボット支援先進手術の優越性と将来性を見定めること。
【理由】 臨床第一線病院では、患者さんに有用な先進技術を常にcatch upしていくことが求められるため。
【ロボット支援手術の背景】
①今までロボット支援保険適応は2手術だけであったが、今年度の診療報酬改定で新たに12手術が認められた。
②特に泌尿器科領域ではロボット支援手術の方が鏡視下より明らかに優位性が高い術式がある。
③鮮明な3D画像、手振れ防止機能、多関節機能、拡大視効果など鏡視下にない機能がある。
④da Vinci システムがXシリーズからXiシリーズに刷新され、さらにテクノロジーが進化している。
⑤大学病院のみならず、市中病院(上尾中央、済生会熊本など)でも導入が進み活用されている。
【構成メンバー】①荻野健夫(外科)②實重学(泌尿器科)③山田宗明(心臓血管外科)④白石哲也(リハビリテーション科)⑤堤謙二(外科)⑥小柳俊哉(心臓血管外科)
【活動期間】1年間(2018年10月~2019年9月)
【活動方法】
①学会参加・手術見学・ラボ研修などを行う。
②1年後に最終報告会を開催し、ロボット支援先進手術の現状を評価し優越性と将来性を判断する。
③学会参加などの活動報告を適時HP上に掲載し、病院としてのactivityを示す。
④中間報告会や講演会などを開催し病院職員へ情報提供を行う。