病院紹介

がん患者サポートチームのご紹介

ミッション

「がん」を患ってもその人らしさを失うことなく、これまでの仕事やご家族との生活を穏やかに続けていけるよう、各専門職が横断的に協力し地域社会の中で患者さんを支えていくことが私たちのミッションです。

活動内容

がん相談窓口(がん相談支援センター)

当院は国が指定するがん拠点病院と連携しながら、県民に高度ながん医療を提供する病院として「埼玉県がん診療指定病院」に指定されています。
がん相談窓口(がん相談支援センター)は、これからがんの治療を受ける方、現在治療中の方、そのご家族の方を対象に、相談の内容に応じて適切な専門職をご案内致します。また、地域の患者さんへ、がんに関する情報提供を行っていきます。

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外来化学療法
化学療法室

抗がん剤治療をリラックスしてうけていただけるよう、細部にこだわって化学療法室を設計しました。患者さんの変化にすぐに気がつくよう、中央カウンターから患者さんのお顔が見える位置にリクライニングベッドを設置しました。 ベッドの背面は自然光が感じられるようなスリガラスとし、頭の高さから上は空が見えるよう透明ガラスにしています。お休みになりたい時はカーテンで個室空間に仕切ることができ、ベッドサイドの椅子でご家族が付き添うゆとりもあります。 また、直接患者さんに空調の風があたらないような特殊な空調システムが導入されています。
化学療法室の詳細は、こちらをご覧ください。

看護師の役割

外来化学療法において重要なことのひとつに、副作用の対策があります。
手術・がん化学療法等のがん治療は、傷痕・脱毛・皮膚の変色・爪の変化など様々な外見の変化をもたらします。「病気を治すためには仕方のないこと」と分かっていても、外見が変わってしまうのは大きなストレスになります。
抗がん剤治療中も病人らしくする必要はありません。治療中もウィッグや爪の手入れ等でおしゃれを楽しんでいただけるよう、ウィッグや帽子の紹介、まつ毛や眉毛が抜けてしまったときのメイクのコツ、乳房切除後の専用下着のカタログなどを取り揃えて、気持ちを前向きに病気とつきあっていくサポートをしていきます。

当院では少しでも患者さんの副作用を軽くできるよう様々な工夫を行い、また、化学療法を安全に、確実に患者さんに提供できるようにチームで情報共有しながら、日常生活・社会生活を両立させ、治療を受けることができるよう支援します。

薬剤師の役割

一部の患者さんには、薬剤師が抗がん剤の説明、副作用対策の服薬指導を行います。また、全ての抗がん剤に対してレジメンの管理、処方箋のチェック、無菌調製を行っています。患者さんに安心・安全な治療が提供できるように、日々業務を行っています。
お薬について気になる事がありましたら、お気軽にお尋ねください。

  • 治療レジメン決定
  • 来院
  • 問診・採血
  • 服薬指導
  • 診察
  • 点滴
レジメン管理

レジメンとは「抗がん剤の治療計画」のことです。病院内で使用される全てのレジメンを薬剤師が登録・管理しています。科学的根拠に基づいたレジメンを管理することで、薬物療法の標準化と医療の安全が確保されます。

処方箋チェック

お薬の量や順番・点滴時間・休薬期間が正しいかをチェックをしています。点滴当日には採血の結果を薬剤師も目を通し、点滴可能か確認しています。

服薬指導

点滴の内容やスケジュール・内服薬の服用方法や副作用など、お薬に関する説明をします。レジメン内容や患者さんの状態などによって指導回数は異なります。

飲み合わせチェック

内服しているお薬の飲み合わせをチェックしています。サプリメントとの飲み合わせも確認しますので、お気軽にお尋ねください。

無菌調製

外来化学療法室で行われる点滴は、薬剤師が無菌的に調製しています。無菌的に調製することで、感染のリスクを下げ、安全に点滴することができます。

リハビリテーションの役割

がんの治療に伴い、様々な機能の障害が発生します。医師、看護師、理学療法士により、個々の症状に対してリハビリテーション(以下リハビリ)の介入で機能が回復するか判断し、適応があればがんリハビリを開始します。
ご自宅で快適に過ごせることがリハビリの目標です。お困りの症状があれば、お気軽にご相談ください。
運動や介助法について不安がある場合、医師・看護師へお気軽にご相談ください。リハビリスタッフが、患者さん、ご家族をサポートします。

外科(がん)なのにリハビリと思われますが…

病気そのものや治療・手術による体力の低下、さらに疼痛による動きの制限、ご飯が食べられないために起こる嚥下機能(飲み込む力)低下に対して、リハビリで予防や回復のお手伝いをします。
入院前から体力の低下している方、介護が必要な方もお手伝いをします。

リハビリってどんなことをするの?

手術前:体力維持を目的に、運動の指導、手術後の痛みの少ない動作の指導、呼吸・排痰練習等を行います。
手術後:翌日よりベッドから起き上がり、車椅子への乗り降りや歩行を行い、術後の体力回復をお手伝いします。ご家族に対しても必要に応じ介護指導、介護者の負担軽減のためのアドバイス等をします。

リハビリテーションスタッフ

理学療法士(PT)・作業療法士(OT):手術前の体力維持、呼吸練習。手術後は早期離床、体力回復のお手伝い。介護が必要な方には、ご家族への起き上りや車椅子などへの乗り移り等の介助指導をします。
言語聴覚士(ST):食事がむせこまないように嚥下訓練や食事の介助方法、食事形態の指導をします。

栄養士の役割

抗がん剤治療中の患者さんは、吐き気や食欲不振、味覚障害といった様々な副作用により、満足いく食事ができず、食の楽しみが失われることがあります。また、そのことにより栄養状態が悪くなってしまう場合もあります。
管理栄養士は、抗がん剤治療中の患者さんの食事をサポートしています。食事に関する心配事があれば、お気軽にご相談ください。

がん患者さんの栄養

栄養療法は、患者さんが体重と体力を維持し、体の組織を正常に保ち、感染に抵抗するために必要な栄養素を摂取することをサポートするために行われます。
食事から十分なカロリーとタンパク質を摂取している場合、がん治療の効果が期待できる場合もあります。

食事があまり食べられない… 痩せてしまうのが心配…

少量で高カロリーな濃厚流動食はいかがでしょう? 1回の食事量を減らして、おやつを足してみるのもひとつです。

味覚が変わってしまった…

メリハリのある味付けをしてみましょう。酸味や塩味を上手に取り入れましょう。亜鉛やビタミンをとりましょう。亜鉛やビタミンの不足で味覚障害がおこることもあります。

MSW(医療ソーシャルワーカー)の役割

医療ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)は、患者さんとそのご家族が、社会で生活する上で起こる様々な不安や悩みを一緒に考える「福祉」の専門職です。個別に話しを伺い、病気療養に専念できる環境づくりのお手伝いをします。相談は無料です。

入院中の相談、介護等の相談は、こちらをご覧ください。

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リンパ浮腫外来

リンパ浮腫とは

体の老廃物を運ぶリンパ管が何らかの原因でふさがれ、体液が皮膚組織の一部に溜まると、むくみとなります。リンパ浮腫の症状は、痛みのないむくみが主な症状で、そのほとんどが腕や足におこります。

原因

がんの手術によるリンパ管の切除、さらにリンパ管の放射線照射による破損が原因となり、リンパの流れの低下が生じます。主にリンパ節郭清(かくせい)の範囲が大きい乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がんの手術後にしばしば発症し、影響を受けた四肢がむくみます。 発症時期は、手術直後から発症するもの、数年経ってから発症するものと様々です。
初期は普通のむくみと同様、指で押せば皮膚に指の跡が残る程度のやわらかい物です。しかしそのまま放置すると皮膚が厚く硬くなり、象の皮膚に似た状態に進行してしまう可能性もあります。

治療について

リンパ浮腫のマッサージ資格を有した看護師が、カウンセリングとマッサージの施術を時間をかけて行います。

①皮膚表面のリンパの流れを促す、手を使ったマッサージ[用手的リンパドレナージ]
②圧迫療法[弾性着衣(ストッキングやサポーターのようなもの)、弾性包帯(一般の伸縮性包帯とは異なる)]
③圧迫下の運動療法[弾性着衣、弾性包帯を使用したうえでの運動]
④スキンケア[皮膚の保湿]

注意点

・活動性悪性腫瘍:悪性腫瘍自体がリンパ管に直接障害をもたらしている場合は、積極的な治療の対象にならないこともあります。主治医にご相談ください。
・急性炎症:病原菌を体内に拡散する可能性があるため、炎症症状が落ち着いてからの介入となります。
・心不全など:循環血液量をさらに増し、心不全の悪化、肺水腫に至る可能性があるため医師の許可が必要となります。
・新しい静脈血栓:血栓(血液の塊)を動かし塞栓(血管が血栓により詰まる)を促す可能性があります。特に下肢の浮腫の場合、静脈血栓がないか確認する必要があるため、下肢静脈エコ―を行います。検査結果によっては用手的リンパドレナージが行えない場合もあります。

※血栓が確認された場合は主治医と相談し循環器科、心臓血管科の受診をお勧めしています。
※リンパ系に働きかけるマッサージであっても美容目的のリンパマッサージは、リンパ浮腫の治療対象とはなりません。

受診の流れ

当院のリンパ浮腫外来は完全予約制です。
また自費診療になりますので、保険診療と同じ日に受診することはできません。

1 当院の入院患者さん

主治医にリンパ浮腫外来受診を相談 → リンパ浮腫外来予約

2「当院・さやま総合クリニック」かかりつけの患者さん

主治医にリンパ浮腫外来受診を相談 → リンパ浮腫外来予約

3「他院」かかりつけの患者さん

現在の主治医に紹介状を作成していただき、リンパ浮腫の原因となる診療科を受診してください。
当院医師が適応を判断し、リンパ浮腫外来を予約します。

外来日 第2、第4土曜(祝日除く)
時間 午前 9:00〜10:00、10:00〜11:00、11:00〜12:00
午後 13:00〜14:00、14:00〜15:00、15:00〜16:00
場所 1階 化学療法室
料金 初診 2,000円(税抜)
再診(2回目以降) 3,000円(税抜)

※弾性着衣などの物品に関しては個人的に購入が必要になるため別途費用が生じます。ご了承ください。
※疾患は限定されますが、弾性着衣については条件が満たされれば一部の返金制度もありますのでご相談ください。

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緩和ケア

緩和ケア内科

当院には全て個室で20室の緩和ケア病棟があります。緩和ケア認定看護師と連携しながら、病状にあわせて適切な時期に緩和ケアの介入ができるようサポートしていますが、現在、緩和ケア病棟の新規の受け入れは中止しています。

緩和ケアチーム

当院に入院中の患者さん(緩和ケア病棟以外)に対し、主治医、病棟看護師とともに、患者さんの抱えていらっしゃるつらさや悩みについて解決する方法を一緒に考えていく専門チームです。
緩和ケア認定看護師、乳がん看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、緩和ケア内科医師、精神科医師、臨床心理士(公認心理師)など多職種で協力しています。
緩和ケアチームスタッフは主治医の先生より連絡をいただき、入院中の患者さんのもとにお伺いしています。

以下のようなことでお困りの場合は、まず主治医または担当看護師へご相談ください。
・がんによる体の痛み
・心のつらさ
・今後の不安 など
患者さんに関するご家族の心配事なども相談いただけます。どんなことでも良いので私たちにご相談ください。
詳細は、こちらをご覧ください。

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がん患者サロン

「がん患者サポートチーム」のメンバーが中心となって、毎月第3土曜日午後、1階の化学療法室で、がん患者サロンを開催しています。対象者は、がんの治療経験のある患者さんとそのご家族です。お茶を飲みながらアットホームな雰囲気でおしゃべりをし、がんに関する情報交換を行っています。
参加費は無料です。参加をご希望の方はご連絡ください。

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CLIMBプログラム

がんになった親をもつお子さん(6〜12歳)が対象のサポートプログラムです。同じような状況にある子どもたちが集まって、プログラムの研修をうけた専門職と一緒に、絵を描いたり工作をしたり、お話をしながら、自分の状況や気持ちに向き合う力を高めていくことを目指します。
当院では2017年から毎年6月の日曜日(全4回)に開催しています。参加費は無料です。参加ご希望の方には、詳しい説明と事前の面談(電話可)をさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。

がんになった親を持つ子どもへのサポート情報サイトもごらんください。
Hope Tree(特定非営利活動法人ホープツリー)~パパやママががんになったら~

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がん教育における講師派遣

2016年(平成28年)に改正されたがん対策基本法において「がんに関する教育の推進のために必要な施策を講ずる」とされ、第3期がん対策推進基本計画〈2018年(平成30年)3月〉では「地域の実情に応じて、外部講師の活用体制を整備し、がん教育の充実に努める」ことが示されました。 これを受け、学習指導要領が改正され「がんについて取り扱うものとする」と明記されました。
当院では地域の中学校・高等学校からのがん教育の依頼に対し講師派遣を行っています。

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お問い合わせ

埼玉石心会病院

04-2953-6611
(月〜金・9~15時)※平日のみ

「ホームページでがん患者サポートチームのページをみて電話しました」とお伝えください。
相談内容の項目(例えば、1.がん相談支援センターについて)を教えてください。
相談内容に合わせた担当部署へ連絡いたします。
また、内容によりお時間をいただく場合は折り返しのご連絡となる可能性がございますので、ご了承ください。